南古谷病院だより

 ミニコンサートを行いました

 毎年恒例の東邦音楽大学付属東邦第二高等学校の生徒さんによるミニコンサートが10月10日(木)に行われました。

 日頃味わうことのできない歌声や楽器の生演奏に、外来患者さん、入院患者さんや面会にいらしたご家族や職員と、大勢の観客が集まりました。

【プログラム】
 1.全員合唱 里の歌
 2.トランペット おぼろ月夜
 3.ユーフォニアム 七つの子
 4.独唱 浜辺の歌
 5.二重唱「アラジン」より ア・ホール・ニューワールド
 6.フルート ユーモレスク
 7.三重唱 日本の四季~ふるさと・こいのぼり・われは海の子・もみじ・雪~
 8.ユーフォニアム 見上げてごらん夜の星を
 9.全員合唱 幸せなら手をたたこう・赤とんぼ

 「幸せなら手をたたこう」では、身振り手振りで歌ったり、患者さん同士が肩をたたき合ったりと、ほのぼのした時間を過ごすことができました。演奏終わりには患者さんからの「アンコール!」のかけ声もあり、とても盛り上がりました。

 「今回は歌が多めでとても良かった。」「『ア・ホール・ニューワールド』ではミュージカルを観ているような気分になりました。」と、いろいろな感想が聞かれました。

 この日の為に練習を重ねて頂きました生徒の皆さん、並びにご指導された先生方には本当に感謝いたします。ありがとうございました。

2019年11月号


 南古谷地域のセミナーで講演を行いました

 高齢化に伴って病気や認知症の発症、介護状態への移行など、働き盛りの方々にとっても近い将来起こりうるかもしれません。そのため、若いうちから健康で長生きできるように医師などの専門家から直接話を聞く機会を企画するということで、南古谷地域会議では『若いうちから始めよう!あなたの健康づくり』と題し、セミナーを開催しております。

 去る9月28日(土)第二回のセミナーが行われました。南古谷ウニクスのコミュニティルームに48名もの南古谷地域の皆さんにお集まりいただき、当院脳神経外科の医師による講演「動脈硬化と脳梗塞」を行いました。

 動脈硬化はどうして起こるのか、脳梗塞にならないためにはどうしたらよいのか。皆さん真剣な眼差しで話に聞き入っていらっしゃいました。小さな会場だったため、医師と参加者の皆さんの距離がとても近く、身近に感じられたのではないでしょうか。他にもこの日は地域包括支援センターよしのによる血管年齢測定や血圧測定を行いました。

 今後も南古谷地域会議では定期的に健康セミナーを行います。お問い合わせは南古谷公民館(049-235-1519)。参加費無料。スタッフの方々からは「健康で長生きできるように、5、60歳代の方々にも是非参加してもらいたいセミナーです。お買い物のついでに気軽に参加してもらえるような会にしていきたいです。」とお話しがありました。

 当院でも、特定健康診査や健康寿命延伸講座等を通して、地域の皆様方の健康づくりにお役に立てるよう尽力して参ります。将来の健康維持のために、是非いろいろなセミナーに参加してみてはいかがでしょうか。

2019年10月号


 「健康寿命延伸講座」ぜひご参加下さい!

 南古谷病院では、「人生百歳時代」をテーマに、近隣住民の皆様を対象とした講座を開催しております。

 理学療法士や管理栄養士等が専門性を活かし、「運動と栄養」を中心とした内容で進めて参ります。「えんしんこうざ」聞き慣れない言葉だとは思いますが、「みんなで楽しく体を動かし、健康寿命を延ばすための理解を深めましょう!」という講座です。

 去る8月17日には第四回「ロコモディブシンドローム(=運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態)」をテーマに講座を行いました。進行すると、介護が必要になるリスクが高くなります。運動器が衰えないよう、骨力・筋力アップのための様々なエクササイズをしました。重要なのは『継続すること』。参加者の中でも、「帰った後に続けられるようにすることが課題」とおっしゃっていた方も多くいらっしゃいました。

 毎回50名近くのお客様にお集まりいただき、職員も含めた皆さんで和気あいあいと楽しい時間を過ごしております。

 今後も「毎月第3土曜日午後2時から」当院4階にて行われます。ご自身、ご家族の健康が気になる方はぜひご参加されてみてはいかがでしょうか。

【今後の予定】
 第五回(9/21)認知症
 第六回(10/19)腰痛
 第七回(11/16)サルコペニア(栄養)
 第八回(12/21)栄養バランス
 第九回(令和2年1/18)糖尿病
 第十回(2/15)低栄養
 第十一回(3/21)膝の痛み
 第十二回(4/18)歩行

【お問い合わせ】
 地域医療連携室 049-235-7779

2019年9月号


 高野優子看護部長のご紹介

 皆さま、こんにちは。

 6月10日付けで南古谷病院の看護部長として着任しました高野優子です。

 私は、郷里の宮崎県で看護師の免許をとり、その後、四十年余り東京都立病院の墨東病院・駒込病院・豊島病院など七つの病院で仕事をしてきました。

 今回、初めて居住地の埼玉県で仕事をすることになり、やっと地元の医療に貢献できることに喜びを感じております。

 南古谷病院は設立して30年です。現在の建物は十年前にのどかな田園の中に建て替えられた病院ですが、今での整理されたとてもきれいな病院です。

 一階の広々とした待合室の一角にピアノが置かれており、アレ?と思いましたが、これは、近隣にある東洋音楽大学の学生さんの協力を得て、患者さん向けのコンサートを行っているとのこと。患者さん・地域の住民にも優しい心遣いをされている病院だと感じました。

 看護部の目指すものは、「風通しの良い明るく優しい職場作り」です。

 風通しの良い職場とは、仕事をする上で基本となるコミュニケーション「報告、連絡、相談(報、連、相)」がスムーズに行える環境です。この(報、連、相)で、看護職員一人一人のコミュニケーション能力を鍛え、自信をもって看護・ケアを実施し、患者さんと触れ合う優しさや楽しさを味わって欲しいと願っています。

 私は人への「優しさ」と「思いやり」をコンセプトに、「ほめて育てる」を基本とした人材育成を進めております。

 また、職場でのコミュニケーション作りを大切にし、働きやすい職場環境の実現に向け『いつも明るく元気よく』をモットーに仕事を進めていきます。

 どうぞよろしくお願いいたします。

2019年8月号


 山本明人事務局長のご紹介

 この度、6月より事務局長として勤務しております山本明人と申します。

 私たち事務部門は、医療現場をサポートする仕事であると同時に、経営管理スタッフの仕事も担当しております。事務部門の機能を果たすため、医療事務・人事・経理・総務など、それぞれの担当の専門性を高め、経営管理のプロフェッショナルとして貢献できるよう日々精進しております。

 現下、病院や医療をめぐる環境は厳しさを増しております。国が推奨しております、地域包括ケアシステムを構築するには、地域のニーズを的確に捉えていく必要があります。

 当院の理念であります「真心、奉仕、信頼、技術」のもと、質の高い医療を効率的に提供し、地域の皆様に信頼され安心して利用できる病院として、一層その機能を果たしていく所存でおります。患者様中心、患者様に納得していただける医療の提供が、ひいては病院の健全経営に結びつくものと確信しております。

 また、院内にご意見箱を設置し、皆様からのご意見・ご要望をお伺いしております。頂いたご意見・ご要望は真摯に受け止め、施設の改善や職員の接遇改善など、患者様サービス向上に努めてまいります。尚、ご意見と回答については、院内掲示板で公開しておりますので、是非ご覧下さい。

2019年7月号


 内科・内視鏡科部長 高松徹医師のご紹介

 2019年4月1日より内科常勤医として勤務しております。

 自治医科大学卒業後は出身地である島根県で十年間の離島を含む地域医療に従事した後、自治医科大学付属さいたま医療センター消化器科および関連病院で勤務しておりました。専門領域は消化器内科(特に内視鏡治療)ですが、医師になり最初の十年間をいわゆる僻地で過ごした経験から、全人的な医療を心掛けていますのでよろしくお願いいたします。

 まだ赴任し短期間ですが、南古谷病院はかかりつけ医としての要素と地域中核病院として精密検査および入院治療も求められているように感じています。体調が悪いけど、『どこにかかればよいのか分からない』という時は、まず受診していただき、ご相談していただければと思います。また、内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)等の検査も安全・安心で迅速・確実な検査・治療を心掛けて日々努力しております。内視鏡検査が苦手な方は鎮静を使用し検査を受けて頂くことも可能ですのでご相談下さい。

 近年はどの疾患もそうですが、自覚症状が出てからでは遅く、早期発見・早期治療が非常に大切です。特に最近の内視鏡技術、機器の進歩は目覚ましく、早期の胃や大腸のがんであれば、数日の入院による内視鏡治療で完治が望めるようになっています。ご自身のためにも、周囲な大切な人のためにも、内視鏡検査を受けてみてはいかがでしょうか?ご希望があれば気軽に内科でご相談下さい。

2019年6月号


 放射線科部長 鹿島田明夫医師のご紹介

 初めまして、2019年3月21日より、放射線科常勤医として勤務開始いたしました、鹿島田明夫と申します。

 生まれも育ちも地元南古谷地区で、病院から自転車で5分程の自宅より通っています。地元の川越市立東中学校、県立川越高校卒業後、大学は千葉大学に通っておりましたが、結婚を機に実家に戻り、15年ほど前まで、埼玉医科大学総合医療センター放射線科に勤務しておりました。当院外科部長の三橋先生は、その当時研修医として、放射線科にローテートされ勉強されていました。

 その後、ヘブロン会大宮中央総合病院に放射線科常勤医として勤務し、当時の副院長、外科部長の曽山鋼一先生と一緒に仕事をさせて頂いた御縁で、今回南古谷病院に誘っていただきました。大宮中央総合病院での仕事内容には特に不満があったわけではありませんが、南古谷病院には、前病院にはなかった、温かみや和やかな雰囲気が有り、働きやすい病院であると感じています。

 専門は放射線画像診断で、CT、MRIなどのコンピュータ断層写真全ての読影、胸部単純写真や消化管透視の読影を行っています。近年は画像診断機器、技術の発達により、疾病診断には画像診断が欠かせないものとなっており、各科の先生のお役に立てるよう、可能な限り迅速かつ正確な診断を心がけております。

 また、近隣の医療機関様からの検査依頼、読影も積極的に受け入れることや、住民健診業務にも携わることで、地域医療への貢献を果たしていきたいと考えていますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2019年5月号


 ファストフードを食べるとき

 あるハンバーガーチェーン店に入り、てりやき味のハンバーガー・セット(Mサイズのフライドポテトと炭酸飲料付)を注文します。このメニューのカロリーは、お店の公式ホームページによると1100㎉を超えています。成人女性が1日に摂取するカロリーの目安は2000㎉(成人男性は2600㎉)。てりやき味のハンバーガーのセットは、意外に高カロリーなことに気付かされます。

 ちなみに、このセットで思いのほかカロリーが高いのが、454㎉あるフライドポテトです。じゃがいも自体は低カロリー食品なのですが、油で揚げることによって、高カロリー食品になります。

 ところで、このセットだけでは満腹にならないという方もいらっしゃることでしょう。

 胃がちょうどよい程度に満たされて「満腹」と思いがちですが、実のところ満腹感は胃ではなく、脳で感じています。そして、脳が満腹を感じるのは、食事を摂り始めてから約20分後です。

 ファストフードは、時間をかけずに食べられるところに特徴があります。しかしその分、満腹感を十分得る前に食べ終えてしまっていることも考えられます。

 知らないうちに、高カロリー食品を食べすぎていた――こうしたことはハンバーガーに限らず、ファストフードを食べるときに起こりがちです。注意しましょう。

2019年4月号


 風疹が流行しています

 風疹(通称・三日はしか)は、せきやくしゃみによって飛び散った、風疹ウイルスによって感染します。発熱や発疹、リンパ節の腫れが代表的な症状で、子どもよりも大人の方が重症化しやすい傾向があります。ほとんどは、1週間程度で症状が治まりますが、まれに脳炎といった重篤な病気を併発する場合もあります。

 風疹で怖いのは、風疹ウイルスの免役を持たない妊娠中の女性が感染したときです。胎児にもウイルスが感染し、先天性風疹症候群という障害が起こることがあります。

 風疹はワクチンの予防接種で防ぐことができます。

 しかし30~50代の男性には、予防接種を受けていない人たちが存在していて、風疹予防接種の「空白時代」とも呼ばれています。集団予防接種がなかったこと、ワクチン接種が1回のみだったこと――これらがこうした事態を招くことになった理由です。

 このため厚生労働省では、この世代の男性の風疹の予防接種を、およそ3年間に渡って原則無料で行うことになりました。まずは、昭和47年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性に市区町村からクーポン券が送られてきます。

 社会全体で風疹を撲滅するためにも該当する方は、こうした機会を捉えて予防接種を受けるようにしてください。

2019年3月号


 浴室でのヒートショックを避ける

 浴槽から白い湯気がもうもうと立ち昇る浴室――冷え切った身体で寒い脱衣所から入ると、すぐにでも湯船に飛び込みたくなるような光景です。しかし、これは非常に危険なので止めてください。

 大きな温度変化を身体が受け入れて血圧が急激に変動し、心筋梗塞や脳梗塞をは称することを「ヒートショック」と呼びます。自宅の浴室で死亡する事例は年々増加し、その多くはヒートショックによるものと考えられています。

 ヒートショックによる入浴時の事故を避けるためには、身体と脱衣所・浴室・浴槽の温度差をできるだけ小さくする必要があります。

 脱衣所で服を脱いだ時に寒さを感じるようであれば、暖房器具を設置しましょう。ただ、石油・ガス・電気を問わずストーブ類は、服への引火の危険性があるので避けてください。

 浴槽から湯気が大量に立ち昇っている状態は、お湯と浴室の温度差が非常に大きいことを示しています。浴室暖房ができれば理想ですが、バスタブの蓋を開けておくことで浴室を温めるという方法もあります。湯温の低下が気になりますが、追い焚きやお湯の追加でカバーしましょう。

 湯船に浸かる前には、身体にかけ湯をします。このときも、冷えた身体にいきなり湯をかけるとヒートショックを起こす危険があるので、手足の先から始めるようにしてください。

2019年2月号


 曽山鋼一 理事長兼院長のご紹介

 この度、医療法人聖心会、九月の定例理事会におきまして、理事の皆様方のご承認をいただき、理事長に就任いたしました曽山鋼一と申します。どうぞ、宜しくお願い致します。

 医療法人聖心会南古谷病院 理事長兼院長の職に就くにあたり、責務の重さを痛感し、誠に身の引き締まる思いでございます。病院はこれまで周辺住民の皆様をはじめ、医療機関、老健、介護施設、サービス付き高齢者住宅、グループホーム、訪問看護、訪問診療などと連携し、医療サービスを行ってまいりました。

 今後は、院内各部署を改善し、職員一同、病院が掲げる真心、奉仕、信頼、技術の精神にアットホームな、仁の心をもって、これまで以上に地域の皆様により安心、安全な医療提供してまいります。

 さて、今回新たな試みとして、病院のホームページに院長宛てのメールボックスを設けました。皆様方から忌憚のないご意見を頂戴し、より良い病院づくりに取り組む決意でございます。引き続き地域医療や皆様の健康を、医療を通じ支えさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。


 HBOCをご存知ですか?

 遺伝子のなかには、BRCA1、BRCA2という、がんを抑制する働きをするものがあります。

 しかし、この遺伝子に生まれつき変異があると、乳がんや卵巣がんの発症リスクが高くなります。遺伝子に変異がない方と数値で比較すると、乳がんの発症率は6~12倍、卵巣がんの発症率が8~60倍とされています。

 変異したがん抑制遺伝子は、親から子へは男女の区別なく約50%の割合で引き継がれます。このため、両親や近親者に乳がんや卵巣がんを発症した人がおられる方は、より注意を払っていく必要があります。

 がん抑制遺伝子の変異が原因となっている乳がんや卵巣がんは、HBOC(遺伝性乳がん・卵巣がん)と呼ばれています。

 その特徴としては、若い年齢で乳がんを発症する。トリプルネガティブと呼ばれる難治性の乳がんの発症。両方の乳房、あるいは片方の乳房に複数回のがんを発症する。乳がんと卵巣がんの両方を発症する。男性で乳がんを発症する――といったことがあげられています。

 10月は、乳がんに対する啓発が世界規模で行われる月です。

 乳がんは早期発見・治療で、死亡リスクの大幅な低下や、乳房の温存といったことが望めます。そのためにも、乳がん検診を積極的に受けるようにしましょう。